夏が近づくとアウトドアの計画を立てる方も多いでしょう。
皆さん、今年はどんなアクティビティを考えていますか?
我が家は毎年バーベキューを楽しむのが恒例ですが、先日、思わぬトラブルに見舞われました。
食べたくなった缶詰を途中で購入した際、開けやすいと思っていたプルタブではなく、普通の缶切りが必要なタイプだったのです。
その時、缶切りを持っていなかったため、結局その缶詰を開けることなく持ち帰りました。
このため、今回は缶切りがない時の代替方法をご紹介します。
缶詰はキャンプやバーベキュー、最近ではソロキャンプにも大変便利なアイテムです。
いくつかの開け方を知っていれば、どんな状況でも対応可能になりますので、ぜひ覚えておいてください。
缶切りがない時の便利な代替方法
★方法1:スプーンを使う
堅固なカレースプーンを使えば、缶を開けることが可能です。
スプーンをしっかり握り、缶の端にあてて激しくこすります。
特定の部分を集中的に擦り続けると、やがて小さな穴が開きます。
この穴を徐々に拡大していき、最終的にスプーンを横に動かしながら缶のフタを開けていきます。
作業中は強い力が必要とされるため、手袋や湿らせた布で手を保護すると良いでしょう。
また、中身が飛び散る可能性があるので、注意してください。
★方法2:ドライバーとハンマーを使用
小型のマイナスドライバーとハンマー(または石)を用いる方法です。
ドライバーの先端を缶の端に当て、ハンマーで軽くたたいて穴を開けます。
この穴をゆっくりと拡げていき、最終的にはドライバーを使ってフタを開けます。
この際、ドライバーのハンドルにハンカチや輪ゴムを巻いて滑りにくくすると作業効率が上がります。
力加減には注意し、怪我をしないように慎重に作業を進めてください。
★方法3:ハサミを活用
ハサミも、缶を開ける際に役立ちます。ハサミの刃を大きく開き、缶のフタの端に当てて力を入れて押し込みます。
一度穴が開けば、ハサミの先端を使って缶の開口部を広げていくことができます。
ハサミは鋭利なため、使用する際は特に注意が必要です。
手が滑らないように、また怪我を防ぐために滑り止めや保護手袋の着用を推奨します。
★代用方法4:アイスピックやキリを使う
アイスピックやキリなどの尖った工具を使い、缶詰のフタを開けることができます。
まず、アイスピックの先端を缶のフタの端に当て、トンカチや平たい石を使って叩き穴を開けます。
最初の穴が開いたら、少し横に移動させて次の穴を開けます。この手順を繰り返し、フタに一周する切り込みを作ります。
切り込みが完成すると、フタの中心を押し下げ、アイスピックを差し込んでテコの原理でフタを持ち上げて開けます。
尖った工具を使う際は特に注意が必要で、穴の間隔も適切に保つ必要があります。
フタを押し込む力加減にも気をつけましょう。
★代用方法5:硬貨を使用する
10円玉や100円玉を使って缶詰を開ける方法も効果的です。
硬貨を缶のフタの端に立てて、何度も擦りつけて穴を開けます。穴が開いたら、硬貨を缶切りとして使い、横に滑らせて穴を広げていきます。
もし硬貨だけで開けるのが難しい場合は、石などで叩いて開けるとより容易にできますが、この時は手を怪我しないよう注意してください。
★代用方法6:コンクリートで開ける
手元に何もない場合、コンクリートや岩を利用して缶を開ける方法があります。
缶を逆さまに持ち、フチ全体をコンクリートに強く押し付けながらこすりつけて開けます。
フチが十分にすり減って蓋の端に小さな隙間が見えたら、缶を元に戻して側面を強く押し込むとフタが開きます。
この方法を使用する際は、コンクリートを過度に使うと中身が飛び出したり、コンクリート片が中に入る恐れがあるため注意が必要です。
まとめ
多様な物で缶切りを代用することが可能です。
これらの方法は、アウトドアだけでなく、緊急時にも非常に役立ちます。
次に手元に缶切りがないのに缶を開ける機会があれば、これらの方法を試してみてください。